Quicksilver プロトコル FAQ ~About the Protocol(プロトコルについて)~

Quicksilver
  1. はじめに
  2. Quicksilver プロトコル FAQ ~About the Protocol(プロトコルについて)~
  3. ◆ Quicksilver を通したステーキングはどのように行われますか?
  4. ◆ ユーザーは Deligateio(委任)を Quicksilver に直接移すことができますか?
  5. ◆ Quicksilver での Liquid Staking と、ネイティブゾーンでの Staking について、安全性という観点での違いはどのようなものですか?
  6. ◆ Staking は流動性を低下させることでセキュリティを維持するのでしょうか。
  7. ◆ プロトコルの報酬自動コンパウンドはどのように機能しますか?
  8. ◆ 他の Liquid Staking プロトコルと Quicksilver の違いはどのようなものですか?
  9. ◆ Quicksilver での Staking のAPRはどうなりますか?
  10. ◆ “Governance by Proxy” はプロトコルの政治家を許可するのか?
  11. ◆ Slasing リスクの軽減について教えてください。
  12. ◆ Quicksilver の Staking Rewards Fees(ステーキング報酬手数料) とは何ですか?
  13. ◆ Staking 報酬の分配はどのように行われますか?
  14. ◆ qAsset が LP Pool で保有されている場合、または DeFi の担保として使用されている場合、オンボードチェーンのガバナンス提案における投票はどのように機能しますか?
  15. ◆ (今後)どのようなチェーンが検討されていますか?
  16. ◆ オンボーディングしているチェーンの Airdrop を受け取るには、誰にステークする必要がありますか?
  17. ◆ ATOM に関して、Quicksilver はシータアップグレードが予定しないものを提供しますか?
  18. ◆ 他ネットワークへのリレイヤーなしに Cosmos SDK を利用する予定でしょうか。
  19. ◆ リレイヤーとはなんでしょうか
  20. ◆ Quicksilver は Superfluid Staking のようなものですか?
  21. ◆ Quicksilverでは Stake できるプロトコルごとに、Quicksilver から異なる Liquid Staking Token が提供されますか?

はじめに

本内容は以下の URL の Medium に投稿された内容を和訳したものです。
https://medium.com/quicksilverzone/the-quicksilver-protocol-faq-ab43fd557f31

また、本記事は長いので、以下の項目に分けて記載をしております。

General(一般)
About Protocol(プロトコルについて) … 今回はこちら!
Quicksilver プロトコル FAQ ~About Testnet/QCK Token(テストネット/QCKトークンについて)~
About Airdrops(エアドロップについて)

できる限り齟齬の内容な訳を気をつけていますが、DYDR にてお願い致します。

Quicksilver プロトコル FAQ ~About the Protocol(プロトコルについて)~

◆ Quicksilver を通したステーキングはどのように行われますか?

Quicksilver は Interchain Account を通じて、ユーザーの Deligate(委任)を管理し、その代わりに qAsset を Mint します。

Iqlusion の Liquid Staking Module のおかげで既存の Deligation を Unbond することなく移行することができます

◆ ユーザーは Deligateio(委任)を Quicksilver に直接移すことができますか?

Iqlusion の Liquid Staking Module(LSM) を有効にしているオンボードゾーンでは、ユーザーは Staking された Deligation を Unbond することなく、オンボードチェーンから Quicksilver に移すことができます。

しかし、LSM を有効にしていないオンボードゾーンでは、ユーザーはプロトコルに参加するためにすでに流動性のある資産を使用する必要があります。
(2022/08/24編集)

◆ Quicksilver での Liquid Staking と、ネイティブゾーンでの Staking について、安全性という観点での違いはどのようなものですか?

Quicksilver を通してリキッドステーキングを行う場合、ネイティブゾーンのセキュリティが低下することはありません。

既存の Liquid Staking ソリューションでは、ホワイトリスト化されたバリデータセットがゾーンの中央集権化を促進し、セキュリティリスクを増加させる可能性がありましたが、Quicksilver では、ユーザーに無制限のバリデータの選択肢を提供し、ユーザーはプロトコルにオンボードされたネイティブゾーンのどの Validator にも Deligate(委任) することができるため、このようなリスクを排除することができます。
(2022/08/24編集)

◆ Staking は流動性を低下させることでセキュリティを維持するのでしょうか。

ステーキングは流動性を減少させることによってセキュリティを維持するのではなく、攻撃の経済的コストを増加させることによってセキュリティを維持します。
(2022/08/24編集)

◆ プロトコルの報酬自動コンパウンドはどのように機能しますか?

Quicksilver プロトコルは、エポックごとに獲得した報酬を自動的に再コンパウンドし、ユーザーが手動で報酬を再コンパウンドする手間を省きます。
(2022/08/24編集)

◆ 他の Liquid Staking プロトコルと Quicksilver の違いはどのようなものですか?

  1. Quicksilver は125の Validator セットによって守られています。
    (2022/08/18編集)
  2. 分散化を促進するため、Quicksilver はデフォルトで対象チェーン上のすべてのバリデータへの委任を許可します。
    Quicksilver の Governance は、特定のバリデータへの委任を拒否することができます。
    (例: 中央集権的な取引所 Validator 、チェーンに悪影響を及ぼす Validator など)。
  3. Quicksilver は、Interchain Account をサポートするIBC対応チェーンであれば、どのチェーンにも搭載できるように拡張できます
  4. Quicksilver プロトコルは、2023年にリリースされる予定の Governance by Proxy 機能により、ユーザーはオンボードチェーン上のガバナンス権を維持できるようになる。
    (2022/12/18編集)
  5. Quicksilver は、その参加報酬機能を通じて、ガバナンスに積極的な分散型で実行力のある Validator に委任するインセンティブをユーザーに与えます
    (2022/06/22編集)
  6. Quicksilver の特徴について、もっと多くの情報はこちらをご覧ください。
    (2022/08/24編集)

◆ Quicksilver での Staking のAPRはどうなりますか?

Staking 報酬は、標準的なチェーンの平均 APR と同じになります。
ただし、Quicksilver 上の Asset は自動複利計算されるため、ユーザーは APR が平均 APR を若干上回ることを期待できます。

Liquid Staker は Quicksilver から受け取った qAsset を統合 DeFi プロトコルで使用し、より高い APR を得ることができます。
(2022/08/24編集)

◆ “Governance by Proxy” はプロトコルの政治家を許可するのか?

(※ こちらの質問内容の和訳は “protocol politicians” の意味が汲み取れず、直訳になっております)

いいえ。
ここで言う “Proxy(代理)” とは技術的な表現です。

誰かがあなたの代わりに投票するという意味ではありません。
ユーザーは通常の投票と同じように投票することができ、Quicksilver プロトコルはその投票をネイティブチェーンに反映させます。

◆ Slasing リスクの軽減について教えてください。

qAtom や qKava のような流動資産の保有者は、指名されたすべてのバリデータにスラッシングリスクを分散させることができます
CosmosHUB Validator が Slashing された場合、ATOM と qATOM の交換率に影響を与えます。

平均的な Validaotr (プールの1%)で5%の Slashing が発生した場合、換金率は-0.05%シフトし、ダウンタイムの Slashing が発生した場合、換金率は-0.0001%シフトします。

◆ Quicksilver の Staking Rewards Fees(ステーキング報酬手数料) とは何ですか?

Staking Rewards Fees(ステーキング報酬手数料) は、Quicksilver を通して Liquid Staked された資産で獲得した Staking Reward に対して徴収される手数料(Fee)です。
(2022/08/24編集)

◆ Staking 報酬の分配はどのように行われますか?

Quicksilver プロトコルで徴収された Staking 報酬は、QCK ステーカーに毎期分配されます。

つまり、Quicksilver コミュニティが手数料のパーセンテージを決定しますが、ジェネシスのデフォルト値は3.5%です。
(2022/12/18編集)

◆ qAsset が LP Pool で保有されている場合、または DeFi の担保として使用されている場合、オンボードチェーンのガバナンス提案における投票はどのように機能しますか?

Interchain Query のおかげで、Quicksilver プロトコルはユーザーが保有する qAsset の量を照会することができ、ユーザーが qAssets をプロトコルに戻すことなく、その量に応じて投票権を付与することができます。
(2022/08/24編集)

◆ (今後)どのようなチェーンが検討されていますか?

Quicksilver のデザインは、IBC に接続され、ICA(Interchain Account) に対応しているチェーンであれば、許可なく搭載できるように作成されています。

Quicksilver コミュニティは、新しいチェーンにオンボードするための投票を行うことができます。
(2022/06/22編集)

◆ オンボーディングしているチェーンの Airdrop を受け取るには、誰にステークする必要がありますか?

中央集権型(取引所)以外の Validator であれば、どの Validator でも Stake できます

◆ ATOM に関して、Quicksilver はシータアップグレードが予定しないものを提供しますか?


(※本項目についての和訳は不正確な可能性がありますためご注意ください)
シータアップグレードでは、Liquid Staking は提供されない予定で、Iqlusion の Liquidity Staking Module が提供予定です。

それ自体は流動性 Staking の製品ではなく、単に代替不可能な方法で委任されたトークンを別のウォレットに転送できるようにするだけです。

◆ 他ネットワークへのリレイヤーなしに Cosmos SDK を利用する予定でしょうか。

いいえ。
我々は IBC を利用しているため、Quicksilver はリレイヤーに依存します。
私たちは Jack Zampolin と彼が立ち上げている中継者 DAO と協力して、中継者にインセンティブを与えています。

◆ リレイヤーとはなんでしょうか

リレイヤーIBC を可能にするものです。
我々は、IBC トランザクションの実行のみを許可する特殊/専用のノードを実行します。
トランザクションの大半はインバウンド(他のチェーンへの問い合わせ)であり、これらの TX は課金されません。
(もしくは払い戻されますが、どちらになるかは未定です)

◆ Quicksilver は Superfluid Staking のようなものですか?

Superfluid Staking とはまったく別のものになる見通しです。
流動性と Staking を提供する必要があり、これをサポートするカスタム ロジックを実行するゾーンが必要です。

Superfluid ステーキングにより、基本資産を流動性として提供できるようになり、その後、Osmosis は、それらのトークンがロックされ、スラッシュ可能になったことをトラストレスな方法でゾーンに信号で送信します。

Quicksilver は、ユーザーが自分の資産をどうするかについてはあまり意見を言いません。
我々は流動性を提供することに重点を置きます。

◆ Quicksilverでは Stake できるプロトコルごとに、Quicksilver から異なる Liquid Staking Token が提供されますか?

はい。
Quicksilver を通じて Stake された Asset の代わりに qAsset を受け取ります。
また、ユーザーのインセンティブに使用される別の QCK トークンもあります。

qAsset に関するこれ以上の情報はこちら

“About the Protocol(プロトコルについて)” の項目については、以上で翻訳は終了です。
ご覧いただきましてありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました