Reward Socialization(報酬の社会化)

Quicksilver

はじめに
今回の内容は以下の URL のページを参照して記載をしております。

「Reward Socialization」
https://docs.quicksilver.zone/protocol/reward-socialization

【 翻訳 】

報酬の社会化

Validator が手数料率を自由に決定できることを考えると、バリデータA に委任した場合と バリデータBに同じように委任した場合と同じ報酬を T期間にわたって得られるわけではありません。

バリデータ間の公平性を確保するために、プロトコルはすべての Deligate を等しいものとして 扱わなければなりません。

これを実現するために、プロトコルは報酬の社会化を行い、qAsset の保有者全員が、委任するバリデータに関係なく、同じ Asset の報酬を受け取るようにする(つまり、集団的な Asset/qAsset の償還率が増加する)。

しかし、このプロトコルは、ユーザーがどの Validator に自分の代わりに Stake してほしいかを指示できるように設計されています。
この機能は Signaling Intent と呼ばれます。

【 自分なりの解釈と理解 】

Reward Socialization は Validator ごとに異なる Commision(手数料)が設定されている場合にも、Quicksilver のプロトコルを利用して Liquid Staking をしてくれているユーザーには一律の Validator 報酬(Quicksilver で言えば、Redemption Rate の増加率)を提供します。

通常の Stake では、各 Validator が採算がとれる、かつ Deligarot に Deligate してもらえるようできる限り低い Commision を設定するため、Validator ごとに Commision が違います。

<例>
以下は CosmosHUB の Validator の一部ですが、Commision がかなり違うことがわかります。

このような Commision の違いがありつつも、Quicksilver を利用するすべてのユーザーに対して一律の Redemption Rate の増加を提供することが Reword Socialization です。

ちなみに、もらえる報酬は一律でも Deligate する Validator を常に選択する必要があります。
これには、Signaling Intent (通常の Staking で言うところの Redeligate)という機能が Quicksilver では、実装が予定されています。

なお、Signaling Intent は予定されている機能であり、まだ実装はされておりません。

今回はこちらで以上になります。


ご覧いただきましてありがとうございました。

本内容はできる限り、正しい内容となるようにしておりますが、DYOR でお願いいたします。

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